ゴミ出しだけだった旦那さんが変わった2つのきっかけ
2015/10/28
子育てしながら、実家無しで店舗経営していると家族の理解と協力は不可欠!
いま旦那さんは平日休みなので、私が仕事して帰ってくると夕飯と翌日の夕飯ストックにカレーも作ってくれるほどです。(ほんと、ありがとー!毎週カレーでも構わんです!!!)
洗剤の詰め替えを買ってきて~とお願いすれば、買ってきて補充まで黙ってやってくれる・・・。すごい・・・。
しかしね!!
初めは全く何もしなかったんです!
ゴミだしとオムツかえかな。
しかし、それは私が原因だった・・・。
ある時から一気に変わった旦那さん。その転機となった2つのきっかけについて、今日は書きます(本人、了承済!だと思う・・・)
私と旦那さんについて少し
やりたいことをやる、
やりたいと思ったら止まらない。
出来るかどうかは二の次。
というか、
やりたいと思った時点で
どうすれば出来るか?
しか考えない
男前で迷惑なほど前向きな私。
(飲食なんて、学生時代にドトールでバイトしたことしかないくせに子ども二人いたのにカフェやっちゃう、という・・・・)
そんな私を許容してくれる貴重な男性である、旦那さん。
超!がつくほど優しい、
自制心ある、
周りをよくみる
A型であります。
しかし・・・末っ子長男。
自分のこととか無頓着。一人暮らしの旦那さんの部屋を「掃除させてくれ」とお願いして一日がかりで掃除してゴミ10袋以上出したのは懐かしい思い出・・・・。
で、男性特有の凝り症があるので、掃除しよう!となると、まず新しい掃除道具とか洗剤とかたくさん買ってきてしまう。
「ある、ある!」という人です。
旦那さんが家事育児をやらない原因
そもそも、旦那さんは頼めばやってくれる人なんですね。じゃなんで家事をやらなかったか?
・・・そう、その原因は私。
「なんで私一人がこんなに忙しいのよー!」と思っていても、人に頼めない性格だったのです。頼むってことは、やり方も任せるってこと。
でも、家事でも子育てでも、自分の「こうやらなきゃ!」というこだわりが強かったんです。
そのせいで、つい口を出してしまったり、お願いするときにやり方を事細かにいってしまったり・・・
そりゃ、旦那さんだって
やる気も失せる。
私もこだわりを捨てきれない。
だから、家事・育児を抱え込む。
悪循環ですね。
(*_*)
そう、旦那さんが変わったきっかけは2つ。私が変わったことでした。それも2段階で。
旦那さんが変わったきっかけ~私の変化~
相変わらず家事も育児も任せきれず、抱え込んでいた私。
それでも、なんとかできていたんだけど、やっぱりピークは来る。その第1ピークは二人目が産まれたときでした。
おりしも、世間は新型インフルエンザが初めて見つかった年。うがいのできない2歳児と12月生まれの新生児。神経質にもなりますよね~
忙しさマックスのときに、ふと、思ったんです。
「私はやりたいこと、やっているんだな」
と。別にこだわらなくて、部屋なんかぐちゃぐちゃだって生きていけるし、ご飯だって買ってくればいい。
掃除して、ご飯をつくっているのは子どものためじゃなくて、「子どものためにやりたいと私が決めて、その気持ちを満足させるために、私が自分のために、やりたくて、やってんだ」と。
それがあまりに大きすぎて自分で潰れちゃっている。あほだ。
また、自分の母親がいなかったぶん、周りの人や検診でも「実家のない子はしゃべるのが遅いのよね」とか言われて、けっこうそれがショックで。(実際に、息子はほんとにしゃべらなかった。)
「私がちゃんとしなきゃ」「いい母親にならないと」とこだわりすぎていたんですね。
子どもはいい迷惑だった。ごめん。
私は「いい母親」じゃないけど、「楽しんで母親をやっている」これで十分じゃない?
そして、旦那さんに関しても「旦那さんは仕事をしていることが、育児じゃないか」と。
完全に役割が違うんだ。
旦那さんは会社という組織で一生懸命働いてくれていて、そのお給料でオムツがかえてご飯を食べている。子どもの習い事をしている。
育児に必要なお金を稼ぐ、これも育児のひとつだわ。
とこの2つ思ったらスーッと楽になったんですね。
まず私が少しずつだけど変わったきっかけでした。
で、もうひとつ、旦那さんが大きく変わった第2ピークがやってきたのです。
旦那さんが変わったきっかけ~環境の変化~
ちょっと、悟りを開いて(えらそう)達観するようになってきた私。二人目が1か月検診を終えてから週1日だけ子連れOKのレッスン復帰をしていました。
その後、震災もありましたが、二人目が3歳になる直前に店を辻堂駅前にオープン。
家事育児に初めての飲食店。ぷぷ。そりゃ、大変だわ。
いろいろ旦那さんに家事育児を手伝ってもらえるようになっていたけど、今ほどではない頃。
3人目が出来たんですね。
で、上の息子と娘は保育園に通っていました。でも、出産で入院する間は二人の世話がある。家事もある。
そこで、旦那さんが1か月休みを取ってくれることになりました。そして、旦那さんのお義母さんも仕事をしているのですがさすがに3人目ということで、入院中と産後1週間手伝いにきてくれることに。
入院中の子どもの食生活だけが心配だったのでホント、安心~(^_^;)と思っていました。
で、旦那さんが休みにはいった初日。
鎌倉にぶらぶら遊びにいきたいな~なんて思っていたのに陣痛・・・。遠のかない。あきらめて、洗濯機を2回まわして、朝ご飯を食べさせて病院へ。
無事に出産して、私が入院してお義母さんが来るまで1日だけあったんです。
でも、たった一日ですが、旦那さんは張り切ってくれたんですね。私は入院しているから口うるさく言わないし(笑)
掃除、洗濯、ご飯作り、子ども二人の遊び相手、お風呂、寝かしつけ。
ま、ごくごく普通の母親がやっていることを1日やってみたわけです。翌日、病院にお見舞いにきてくれたとき「大変だった・・・」と。
一日でわかってたまるかい!!と突っ込みたい気持ちをこらえて、さわやかに「うん、一日だけでも大変だよね!仕事あるならなおさら!」といじわるに切り替えしてました。
もう、その言葉をきけただけでねぎらってもらった気持ちになり、大満足な私だったのですが・・・。
退院後、旦那さんが変化!
以前は休みの日も帰ってきたら、すぐ座らずに洗濯物を取り込んで夕飯の準備を私がして、旦那さんは子どもたちとテレビを観ていましたが・・・。
3人目が産まれてからは旦那さんが洗濯物を取り込んで畳んでくれる。そのあとは座らずに果敢にもキッチンに来てくれて夕飯作りを手伝ってくれるように!
うおー!!!なんて楽ちんなんだー!!!!ちょっとしたこと、なんだけど、ほかにも沢山手伝ってくれるようになりました。
(たとえば、子どもの水筒を出すとき、パッキンを外してから流しに置いてくれるとか 笑)
私も3人目が産まれて、やっと、しょうもないこだわりを手放すことができて、洗濯物も乾けばよい!食器洗いも周りがびしょびしょになっても、ふけばいい!料理は野菜がとれれば良い!とこだわらなくなりました。
もっと早く、私がこだわりを捨てて旦那さんに任せることができたら早かったな~と思いましたが、「いや、あやこさんの性格上、それは無理だな」(旦那さん 談)
ま、すべてはこれで良かったということですね。
今現在も進化する旦那さん
目の前にゴミ箱があるっていうのに、なぜ丸めたティッシュをここに置くんだ・・・・
飲み終わったペットボトルがキッチンにそのまま・・・。捨てる場所わかってるのに。
あるよ、ある!
今でもそういうことはあるんですが・・・・他のことをやってくれること考えたらホント、どうでもよくなりました。
大きな不満があるときって、小さなことでも気になったりしちゃうんですよね。
だから、優先順位をつけて大物である、料理・洗濯関係のことを頼むことにしました。
なにか言いたくなったときの自分への合言葉は「ダメな理由ある?」です(笑)
洗濯物の乾きが悪くても、別にダメではない。うん。