ファミサポ、保育園、預け先を決めた理由と結果
「こどもを預ける」
これは育休中で働いていれば時期として早いけど、働いていなくても幼稚園とかにお子様が入るから、親なら必ず悩むポイントだと思います。
私も1人目は一番悩みました。突如決まったファミサポ、市内の認可外6か所、公立6か所を見学して決めた今の保育園に入園した経緯・・・・
どうやって決めて
その結果どうだったか?
あくまで私の場合ってことですけど、いま悩んでいる方の参考になれば幸いです。
さてさて、実家無し状態で初めての妊娠・出産・育児をしていた私。「良い親に私がならなければ!」とマックス気合がはいっていました。
仕事は辞めていて復帰の予定は全くなしの「専業主婦」。息子が幼稚園入ったら、午前中だけでも仕事をやろうかな~くらいで当時1歳の息子がかわいくてかわいくて(親バカもマックス)・・・・息子を預けるなんて想像できない!!!!状態でした。
しかし・・・・・初めて預ける事態はすぐにやってくるのでした。
突如のファミリーサポート決定(主婦&息子2歳)
1人目の退院初日から旦那さんは仕事の半休しかとれず、退院初日から一人でやっていたし体力には自信があったのですが・・・やってしまいました。
ウィルスには勝てない。
ある日、いきなり激しい嘔吐と発熱。病院にいったらウィルス性の胃腸炎と診断。「原因分かってよかった~」と思ったのもつかの間。医師から
「お子様にもうつるので、すぐに離れてください」
(@_@;)!?
そうか、そりゃそうだ!
かなり症状は重かったので、これが2歳息子にうつったらえらいこっちゃ!!!!しかし、息子とは2年間毎日いっしょで、旦那さんに預けても1~2時間くらいしか離れたことがないのに!
しかし、ウィルスが移ったら・・・・
熱と吐き気でフラフラしながらぐるぐる考えて、藤沢市がやっている「ファミリーサポート」に連絡しました。
初の預けは、びっくりの連続
事情を話すと、受付の方がとても親切に対応してくださいました。とにかく緊急事態だから!とすぐに預け先の方も見つかりました。
翌日、預かり会員の方が来てくれて初めましてのご挨拶。玄関先で書類を交わして、息子を託すことに。
とても良い方で、育児になれているベテラン主婦の方。私は多少ほっとしましたが、息子は訳が分からないままいきなり7時間も預けられることに!
しかし、初めて離れたにも関わらず息子は泣かず。預けている最中も、帰りも、翌日も預けても大丈夫。
私は泣かれなくてほっとしたのと、びっくりしたのと、あと少しがっかりしたのと、とにかく複雑でした。でも自分で一番びっくりしたのが「リフレッシュできた」こと。
熱と吐き気でフラフラだったけど、息子のことを気にせず一人で気楽に過ごしたのが本当に良いリフレッシュになってしまったことにびっくりでした。
ファミリーサポートについて私が思うこと
ファミリーサポートはなかなか良い人がぱっと見つからないと聞くことがあります。が、私の場合はとてもとても良い方とお会いできました。いまは預けることはないのですが6年経ったいまも家族の近況をやりとりしているくらいです。
このときに、私の迷惑な抱え込み思考のおかげで息子は初対面の人にいきなり7時間も預けられる事態になってしまい本当に申し訳なかったな~と反省。
「預けること」を否定していたけど、良い人に預けることができたら「預けること」自体は別に悪いことじゃない、むしろ良いことなんだなと実感した一件でした。
いまもファミリーサポートには登録しています。私が主宰している体操教室トコトコをお願いしている小野先生が実はファミリーサポートにも登録。仕事で出なきゃいけない、遅くなるなんてときに3人のお迎えやイベントのときなど一緒に来てもらって小野先生のお子様と遊んでもらったりしながら、お願いしていたりします。
やっぱり保険がちゃんとしているし、そのほうがお互いにやりやすいので。
中には友人同士の預かりに、お互い頼みやすいように、ということでお互いが「任せて会員」「お願い会員」になって、困ったときはお互い預け合っているそうです。
そういったやりかたなら「相手が見つからない」なんてこともないし、安心ですよね。
詳細はこちら「藤沢市ファミリーサポートセンター」
2人目出産のための認可外保育園(息子3歳直前)
たまにファミリーサポートの方にお世話になりつつも、週に2日ほど息子を連れてお子様連れOKのヨガ教室を担当していました。
そんなとき、2人目の妊娠がわかりました。
さ~どうしようか。1人目こそ順調な妊娠期間だったけどどうなるか分からないし、どちらにしろ入院中は旦那さんも休めないので息子を昼間はどこかに預けなきゃならない。
ファミリーサポートのときみたいに、いきなり長時間は可哀そうなので、週に1回、産後落ち着くまで保育園に通わせようと決めました。
週に1回、出産前からだから当然、公立保育園は無理。ってことで、認可外保育園探しが始まりました。
見学しまくりの認可外保育園さがし
預けることは必要だとは感じつつも、「良い預け先を!」と血走っていました(笑)とにかく旦那さんが電車にのって都内まで通勤していたので藤沢駅周辺の認可外を探しました。
いろんなとこに電話をして、電話して感じ悪いとこはやめて(笑)それでも見学したのは6か所くらい。
・駅前のプログラム充実、高額保育園
・オムツ常備などサービス充実駅前保育園
・立地最高の綺麗な保育園
・少し庭先がある保育園
・車でいかなきゃいけないけど新しい保育園
・NPO法人の保育園
ほんと、よう見たな・・・・・といま書いても呆れますね。でも、そのときは必死でしたね。いつも息子を連れていきました。説明を受けている間、息子は少し遊ばせてもらってたのでその様子も見たり。
私が見学したのは5年前ですから今もそうとは限らないですよ!でも、その当時みたときは、プログラムやサービスが充実している保育園はサービス充実の結果、逆にスタッフさんは忙しいらしく見学にいってもバタバタしていました。
スタッフさんみんなで顔を突き合わせて連絡帳かいてたり。(私は約束の時間通りに見学いったのに、対応せず。子どもが呼んでいるのに適当に流してたり・・・・)
とある保育園では遊具の入れ替えで先生がバタバタしている横で2人くらいお尻まるだしで歩いてました。
「そんな大変ならサービスやめて、もっと基本的なことだけでいいのになぁ」なんて思ったりもして・・・。なんか見学にもいい加減疲れてきたところ(そりゃ、そーだ・・・)、最終的に入れることになった「キッズサポーター湘南ぴっころ」さんに見学しにいったのでした。
キッズサポーター湘南ぴっころさんに決めた理由
シンプルに言えば「基本的なことをしっかりやって、子どもを大切にしてくたから」。英語とか体操とか美術とかやっている保育園も多い中、そういったことはなく、ごくごくシンプルな内容でした。その当時はお弁当持参だったし。
でも、見学いったときスタッフさん全員が私が見学に来るということを把握していて、息子の名前もちゃんとみなさん分かっていました。「スタッフ間の連絡がちゃんとしてるんだなー」と。もちろん、説明してくれた先生も感じがいい。説明を聞いている最中も卒園した子がランドセルを見せに訪れたりしていました。
なにより、違ったのが息子の反応。
いつも他の園を見学のとき遊んでいても帰るときはスッと帰っていました。でもぴっころさんのときだけは「もっと遊びたい」っていって帰りは笑顔で手を振りました。
ビルの中の保育園でできない水遊びもできるし、のんびりした感じが良くて、ぴっころさんにお願いすることにしました。
いまはスタッフさんも変わっているかもしれませんが、ほかの方に聞くと今も雰囲気は同じようです。迷った時は見学してみれば理屈とか条件関係なくわかるものなんだな~と改めて思いました。
いまも「通ってよかったな。」と思える保育園です。
詳しくはこちら「キッズサポーター・湘南ぴっころ」
公立保育園への転園
湘南ぴっころさんに息子を預けて、無事に2人目を出産。息子もう3歳。私も仕事をもっとやりたくなっていたし、幼稚園ではなく保育園にしようと考えました。
このままぴっころさんでもいいなと思っていたのですが、やっぱり同じ学年の友達が多いところがいいかな?と考え、どうせすぐ入園なんて無理だろ~とは思っていましたが、公立保育園に入園希望を出すことにしました。
今度は落ち着いて!公立保育園見学
やっぱり転園したら、小学校入学まで長く通うことになるし!ちゃんと足を運んでみよう!と近所の公立保育園を6か所ほど見に行きました。
広い園庭と園舎、やっぱり公立はちがうなと実感。見学して、自宅からは少し距離がありますが2か所の保育園に希望を出しました。
でも、申請書を出したとき市役所の受付の方には「2か所だけじゃ、入園できない確率が高いですよ。なるべく多く候補を書いた方がいいです」と言われました。
でも、やっぱり2か所のまま申請。やはり見学して良かったなと思うところにしたかったし、いまのぴっころも良かったので、もし入れなくてもいい!くらいの気持ちでいました。
意外と早かった!公立保育園の入園
3歳からの入園なんて無理だろうと思っていたら、なんとなんと偶然にも空きがでて7か月くらいで転園がきまりました。それが、第1希望だった保育園。いまも下の子たちが通っているところです。
やはり、個人事業主と言えど自営でも仕事をしながら実家がなく、認可外保育園に通っていたのが大きかったようです。
いまの保育園を希望した理由
いま保育園を希望した大きな理由は掃除が行き届いていて、きちんと整理整頓されていたこと。
「えー?そこー?」と思うかもしれません(^_^;)たしかに園舎自体は古かったのですが、きちんと手入れがされていて、そのきれいさが園の落ち着きを表してる感じがしたんですよね。
それは、入園してからおこった震災のときに実感。とにかく対応が素晴らしく早くて統率がとれていて、みなさん落ち着いていました。
先生が落ち着いていると、子ども達も落ち着くんですね。揺れている最中に迎えに行きましたが、すでに全員が園庭に避難完了。パンツの子はオムツに履き替えていて(トイレのために園舎に戻れないから)、防災ずきんをかぶっておやつを食べていました。
ほんと、すごい早かったな~。あのときはホッとしました。もちろん、ほかの園でもきちんと対応されていたと思うのですが。
公立保育園と認可外保育園、兄弟がバラバラに
さて、ぴっころを惜しみつつ公立保育園へ転園した息子。すぐに公立保育園にも慣れて楽しい毎日を送っていました。そんなとき、そろそろ私も店をもとうと現実化してきた時期、下の娘も2歳後半。ってことで保育園に入園希望を出すことに。
しかし・・・息子が通っていた保育園がなんと改修工事のため仮設園舎に。狭くなり、当然、その間は新入園がストップ。でも、ほかの公立保育園に通うのは考えにくかったので、ひとまず、またぴっころさんにお世話になりつつ改修工事が終わる4月入園希望を出すことにしました。
2か所の送り迎え
送り迎えはまあ、車があったのでそこまで大変だとは思いませんでした。が、困ったのが行事関係。
運動会や発表会や保護者会、などなど意外と行事は多い。そして2つ分、参加しないといけない。片方の園でそういった行事があるときは、もう一人の子は同伴でいかなきゃならない。保護者会の時も預かってもらえるのに一緒に連れて行って2時間とかかなり大変でした。
それでも、4月までという期間限定だったのでなんとかなりましたが、これが何年も続くのは本当に大変だなと思いました。
兄妹も一緒の園の方が安心するようだし(当たり前か!)一緒の公立保育園に通っていたお友達は自宅近くの保育園にずっと転園願をだしていたそうですが、結局そのまま転園はできないまま卒園となりました。すでに通っていたら同一市内での転園は本当に難しいようですね。
私はやっぱり兄妹一緒の公立に通うということで落ち着いてよかったです。
改めて今思う保育園選びの基準
どの園もポリシーがあり、みなさん一生懸命運営されていますよね。だから、どこでも大丈夫っていうのあると思います。しいて基準があるとしたら・・・・・
「自宅から近い場所」
これがいいと思います。なにかあった時のお迎え、雨の時も行事の時も、駅や勤め先の近くより自宅の方が良いことがいっぱいあります。なにより「小学校の学区」。同じ保育園の子が一緒に小学校にあがるほうがやはり学童も馴染みが早いと思います。
これは、唯一、息子に申し訳ないなと思ったこと。
とても良い保育園だったので、自宅から自転車で20分くらい通っていました。通うのはいいけど、小学校はみんなとバラバラだったのです。息子は入学するときみんなといっしょが良かったと言っていたし、私も保育園を通じて仲良くなった保護者の方たちもたくさんいたのでとても残念でした。
後悔はしていませんが、もし今、保育園選びに悩んでいたらぜひ学区も視野に入れることをおすすめします。
入学。小さいながらも、まんまと「小1の壁」
その後、娘も無事に入園。店をやりつつ、3人目妊娠・出産。1年間は3人目同伴で仕事してましたが、2歳の春から保育園へ。と、同時に今度は一番目の息子が小学校へ。
で、来ましたよ「小1の壁」はい。旦那さんと私は息子は結構うまくやれるタイプじゃないの?と思っていたんですね~。ところがどっこい、そうじゃなかった。かなりしんどかったようです。
入学式前に学童は先に通うことになるんですよね。
保育園を卒園して、いきなり上級生と一緒になるという状況。そして、保育園からの友達がいない。
また、息子も正しければなんでも言っていいと思っているタイプなので、上級生からは生意気だと言われてました。なじむのに時間がかかるタイプだったんですね~。
ま、でも小さな社会で経験しなきゃいけないこと。学童では夏休みもキャンプがあったり、他校と交流があったり、やっぱり親ではやってあげられない経験もたくさんさせてもらいました。
店を自宅近くに移転して落ち着いたので、学童は辞めました。学童もすごく良い場所でしたが、学校から帰ってくる息子のいちばんの顔を見れるのはずっと私が望んでいたことでした(^_^)
今現在、おもうこと
一般的にはこうだから、っていうのは当てはまらない。そんな当然のことを実感しています。自分の気持ち、子どもの性質、家族の環境、いろんな要素がありますよね。
あまり先のことを心配しても、その場になったら案外大したことなかったり、大したことになったり(笑)
妥協せず、その時のベストな選択を一生懸命して積み上げていけばいいなと思っています。ちゃんと自分が助けを求めれば周りには助けがたくさんありました。
きっと、あなたに困ったことあっても助けを求めれば、助けはたくさんあると思います。
あーなんか、なにも気の利いたことは言えないのですが「これでよかった」と思える選択ができますように!